大山一周山行

年月日 出発地 主な経由地 到着地
2010.9.23(木)~25日(土) 神戸 中国自動車道-米子自動車道-溝口IC-下山駐車場-横手別れ-文殊堂-鳥越峠
駒鳥小屋-(宿泊)-地獄谷-大休口-大休峠-川床-下山野営場-(宿泊)-境港散策
米子IC-米子自動車道-中国自動車道
神戸

鳥取県・大山に登らず、周囲を一周する山行の記録です。

GPS(Oregon 550T) トラッキングです。今回は谷底でも比較的順調に衛星を捕捉していました。


神戸から1,000円高速で大山のふもと、下山野営場に行き、駐車場に車を置きました。
野営場の管理事務所です。
登山届を提出しましょう。無事下山したら下山届を忘れずに提出しましょう。
旧作州街道(横手道)を歩きます。
大山桝水スキー場が眼下に広がります。
文珠堂に到着しました。
しばらく車道を進むと文珠谷への分岐に差し掛かります。
鳥越峠から烏ケ山への登山道は通行禁止です。駒鳥小屋へのルートはOKです。
しかし、ブナの倒木が至る所に横たわっていて、かなり苦労します。
文珠越まで来て、ようやく道半ばです。
根こそぎ横倒しになったブナの巨木です。
暗くなる前に駒鳥小屋に到着しました。
築後60年は経つ古い建物ですが、雨風は十分しのげます。この日は貸し切りでした。
いよいよ宴会のスタートです。
サバのみりん干しをアテに焼酎のお湯割りをいただきました。
翌24日も雨でした。ガスっていて大山はまったく見えません。
地獄谷を下り、大休口(おおやすみぐち)を目指します。
駒鳥小屋を出て、すぐに目に飛び込んでくる夫婦滝です。
水量が多く、渡渉困難な個所もありました。
ルートはあるようで無いです。
いまだに崩壊が続いているようで、道なき道を行きます。
夏に沢登りをしたら面白いかもしれません。
水は途中あちこちにある湧水を汲みます。
この看板が出てきたら、地獄谷に別れを告げます。
コースタイムが3時間のところ、4時間以上かけて大休口(おおやすみぐち)に到着しました。
ここから川床まで、よく整備された道が続きます。人通りも多いです。
大休峠(おおやすみとうげ)まであと少しです。
大休峠避難小屋に到着しました。
清潔で快適そうな小屋です。
大休峠は野田ケ山・船上山への分岐点でもあります。
苔むした石畳の道を歩きます。
橋を渡って坂を登ると川床です。
川床で車道に上がりました。
大山国際スキー場のゲレンデを横切ります。
大山寺近くのモンベル大山店です。いざという時に心強いです。
下山野営場に戻ってきました。
下山野営場は板張りのテントサイトが用意されていて、炊事場・トイレも完備しており、
快適なキャンプ生活をおくることが出来ます。
9月25日の朝になり、大山を望むも厚い雲に覆われていたので、登頂を諦めて急きょ境港に行くことにしました。
連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の効果で大勢の観光客が訪れているそうです。

境港で昼食をいただき、4時間ほどで神戸に戻りました。大山は夏山登山道から弥山往復のルートが一般的ですが、宝珠山・三鈷峰など魅力ある山域が数多く存在します。地獄谷・振子沢・親指ピークなどのルートは、ほとんど整備されていないので危険を伴いますが、巨大なブナの原生林を間近に見ることが出来、大山の本当の魅力を感じることが出来ると思います。