香港で献血

日本では日本赤十字社の赤十字血液センターが献血業務を行っています。
香港では香港紅十字會輸血服務中心がその役を担っています。
以前台湾で献血をしたことがありますが、香港の献血制度はどうなのか、実際に体験してみました。

香港の献血場所は油麻地から東の京士柏道にある輸血服務中心總部の他に6箇所の献血ルームがあります。

詳しくは香港紅十字會輸血服務中心のウェブサイトをご覧ください。

献血ルームの他に、学校や職場への移動献血や献血バス(トレーラー)を利用したサービスもあるようです。

流動捐血隊
流動捐血車

銅羅灣捐血站に行きました。MTR銅羅灣站B出口からヘネシー道沿いに東へ徒歩3分です。 電業城ビルの3階ですが香港では1階部分をイギリス方式でGround Floorと呼ぶため 3階と表記されている捐血站は4階に相当します。エレベーターにはB2.B1.G,1,2,3,4などと 表示されているため、下るときに1を押すと実は2階で右往左往することになります。

ガラス越しにルームが良く見えます。なんと開放的なのでしょうか。

最初に問診票を書かされます。これは日本とほぼ一緒です。

次に接見室にて問診を受けます。問診の後、穿刺針(微量の血液の採取に使う器具) で指先に傷をつけて血液を絞り出し、比重を量ります。

問診でOKだったので、採血ルームに移動しました。といってもパーテーションで区切られて いるだけですが。こんなパイプいすみたいな簡易ベッドで採血します。血圧はここで測定します。

採血時はこんな感じになります。採血している手には塩ビの水道管を切ったものを 渡され、それを握りなさいと言われました。日本のフニュフニュに慣れているので 堅いパイプには違和感がありました。

採血は15分ほどで終了しました。水分をたっぷり取ってねと言われました。コーヒーやジュース類 そしてクッキーとキャンディーが用意されていました。クリスマス期間中ということでハンド ウォーマーを記念にいただきました。