2003年12月31日

2003年の春はイラク戦争とSARS騒動で旅行どころではなかったですが、年末年始の休暇を利用して香港へ行くことが出来ました。日程は2003年12月31日から2004年1月3日までの3泊4日、いつもの某H旅行社のツアーで費用は1人94,800円でした。

AI 315 香港経由ムンバイ行きに搭乗します。 先端駅までシャトルで移動します。
チキンカレーのナン添え 五目飯とムツの丹波蒸しらしいです。

関空から香港へ
今まで香港に行くときに利用したことがあるのはキャセイパシフィックばかりでしたが、今回は初めてエア・インディアに搭乗しました。水曜日と土曜日の週2回関空から飛んでいますが、機体が古くて内装も薄汚れた感じがしました。機内食はご覧のようにインドの雰囲気を漂わせています。エア・インディアは遅れるのが当たり前らしくて、当日も出発が40分ほど遅れました。午後1時40分に関空を飛び立って香港に到着したのは午後5時10分でした。日本と香港には1時間の時差がありますので4時間30分のフライトでした。半日以上遅れることもよくあるらしいので、よしとしましょう。

南洋酒店の小奇麗な室内 ホテル2階のバイキング形式のレストランです。

香港国際空港
香港国際空港(Chek Lap Kok Airport)は1998年7月に完成した空港で、以前の啓徳空港の4倍の面積があるそうです。免税店や飲食店も数多く、待合室もゆったりしていて24時間オープンしているので、空港のソファーで1夜を明かす人も多いようです。

両替
空港内には何箇所か両替所があり日本円から香港ドルに両替をすることが出来ますがレートは良くないです。カードでの支払いやキャッシングを利用するという手もありますので必要最低限の現金を両替しておけばいいと思います。ちなみに空港内の両替所では10,000円が676香港ドルになりましたが、恒生銀行では717香港ドルでした。ただし銀行では1回当たり50ドルくらいの手数料がかかりますので、グループでまとめて両替するといいでしょう。恒生銀行に口座を持っていて3,000香港ドル以上残高があれば手数料は無料となります。口座の開設方法は後日紹介します。

ホテルへ
空港からホテルまでは旅行会社の送迎バスで2時間近く走りました。混載ですので何箇所ものホテルに立ち寄るので香港島の南洋酒店(サウス・パシフィックホテル)に着いたのは午後8時近くでした。とりあえず部屋に荷物を置いて遅い夕食をとることにしました。大晦日の晩はどこもいっぱいだと聞いていたのですが、たまたまホテルの2階のレストランに空席があったので食事にありつくことが出来ました。1人150香港ドル位ですがまあまあでした。

時代廣場(タイムズスクエア)方面は通行止め 地下鉄も入場制限
銅鑼湾(Causeway Bay)付近 人大杉 銅鑼湾(Causeway Bay)付近

カウントダウン
ホテルの場所が香港の人気スポット、時代廣場(タイムズスクエア)の近くだったので2004年のカウントダウンを見に行くことにしました。しかし、辺りは大勢の人であふれ返り、警官隊がバリケードを築いていたので近づくこともままなりませんでした。周辺の道路は車両通行止めで歩行者天国になっていましたが、午後11時を過ぎると身動きも取れなくなってきましたので、これ以上は危険だと判断してホテルに引き上げました。翌朝TVBテレビのニュースでカウントダウンの様子を見ましたが、やはりあちこちで警官隊と一部群集との小競り合いがあったようでした。