2003年12月31日

4月21日 関空から香港へ

4月22日 銅羅灣−尖沙咀−深セン

4月23日 マカオ

4月24日 帰国

3日目は一攫千金を目指してマカオへ繰り出しますが結果はどうなることやら。

4月23日 マカオ
トラムで信徳中心へ
トラム(2階建て路面電車)に乗ってホテルの近所の停留所からマカオ行きのフェリー乗り場である信徳中心へ向かいました。同じ建物の中にあるマクドナルドで朝食をとりました。写真のBreakfast Plattersがドリンクつきで19.5HKドル、日本円で270円です。香港も価格破壊なのか安いです。
搭乗ゲートへ
マカオ行きのチケットを窓口で購入します。IDカードを持っている香港居留民はイミグレ審査が早いのでギリギリの時間でも搭乗できますが、外国人は時間がかかるようなので余裕を持って30分後の船のチケットを購入したほうが無難です。パスポートと搭乗券を提出して香港出国のスタンプを押してもらいます。搭乗ゲートに係員が居ますので搭乗券を出して座席指定のシールを貼ってもらいます。何もいわなくても機械的にシールを貼ってくれますが、窓側か通路側か希望があれば申し出ればいいでしょう。乗船してすぐにマカオの入国カードと健康報告書が配られますので記入しておきます。
マカオに到着
マカオに到着したらイミグレで入国手続きをします。ポンとマカオの入国スタンプを押されて手続き完了です。相変わらず客引きが多いですが無視して、タクシー乗り場かバス停に急ぎましょう。タクシー料金は1.5kmまで10パタカ、以後200m毎に1パタカ加算されます。マカオでは香港ドルがその額面のまま通用しますので両替の必要はありません。またバスは運賃前払いで一律2.5パタカです。乗り合いバスは新福利巴士と澳門公共巴士の2社が走っています。
セントポール天主堂跡
17世紀はじめにイエズス会宣教師によって設計建築された教会です。1835年の火事で建物は焼け落ち、建物の正面の壁だけが残ったといわれています。
壁の裏側に回ると建物の基礎などの遺構を見ることが出来ます。
モンテの砦
セントポール天主堂と同時期にイエズス会教徒らによってモンテの丘に築かれたと言われています。現在でもマカオの街を守るように22基の大砲が残っています。
マカオ博物館
モンテの砦の敷地内にマカオ博物館があります。マカオの歴史、文化、庶民の暮らしぶりが実物や模型で展示されています。館内の写真撮影はOK(特別展示室は除く)ですのでその一部をご紹介します。
マカオで昼食を
マカオはポルトガル料理や中国料理が楽しめます。ガイドブックに掲載していた明苑粥麺は満席だったので、近くの黄枝記という中華料理屋に入りました。客は地元の人のほか、中国本土からの観光客が多いようでした。
黄枝記にて
昼の12時ということで店内はほぼ満席でしたが幸い一番上の階に空席がありました。メニューを見せてもらうと麺類だけでも60種類、ご飯ものや粥類を併せると全部で200種類くらいのアイテムがあるので驚きました。どれにしようか迷っていると写真入りのメニューも見せてくれたので適当に注文した結果が左の写真です。ちょっと注文しすぎたかなと思いましたが、あまりにもおいしかったのであっという間に平らげてしまいました。
リスボアホテルへ
昼食後に一攫千金を夢見てリスボアホテルのカジノに行きました。カジノの入り口で入念にボディーチェックを受けて手荷物があればクロークに預けます。カジノ内は撮影禁止で、至る所に警備員が目を光らせています。スロットをはじめダイスやルーレット、カードゲームがありました。カジノの結果は散々でした。みじめ・・・
夕食はホテルのIPカフェにて
マカオを後にして、夕方5時頃にホテルに戻り、一息入れてからアイランドパシフィックホテル1階のIPカフェにて夕食をとりました。バイキング形式で牡蠣、蟹、海老などの魚介類をはじめ、寿司、串かつ、ケーキなどのデザート類も充実していました。以前サウスパシフィックホテルで食べた寿司のシャリが酢飯でなくて、涙が出ましたが、ここの寿司はわりとまともなほうでした。ワインで乾杯して西に沈み行く夕日を眺めてロマンチックな気分に浸れました。
目指すはヴィクトリアピーク
夕食を済ませてトラムで中環に行きスターフェリー乗り場前のバス停で待ちます。20分くらい待ったでしょうか。突如目の前にオープントップバスが現れました。やっぱり屋根が無いと夜景も数段美しく見えます。スリルも半分味わいながらキャーキャー言ってたら、あっという間にピークトラムの駅に到着しました。
ピークトラムに乗車
あのジャッキーチェンにそっくりの蝋人形が駅で迎えてくれます。山上にあるマダム・タッソーの蝋人形館の宣伝なのです。一度時間のあるときに訪れてみようと思っています。
少しガスがかかっていましたが夜景を眺めることが出来ました。カメラを三脚に固定して絞り開放、シャッタースピード1秒で左の写真のように写ります。手持ちだと確実にぶれますので何か台になるものの上に固定したほうがきれいに撮れます。
スターフェリーで尖沙咀へ
ピークトラム、連絡バスを乗り継いで中環に戻りスターフェリーで尖沙咀を目指します。DFSに行きたいとのリクエストがあったので30分ほど寄り道して信和中心へ向かいました。
再び信和中心へ
ここまで来るともう病気ですね。MTRで尖沙咀から油麻地まで行きA2出口を出て彌敦道を北上するとじきに見えてきます。今年の3月頃に看板が新しくなったようです。看板の配色や文字がおたくっぽい雰囲気を醸し出しています。建物内は一切写真撮影禁止で入り口にはガードマンが目を光らせています。中のテナントもGFは衣料品や薬、お菓子などを売っている店ばかりですがBF、1Fから3FにかけてDVD、CD、ゲームソフトの店がひしめいています。一歩足を踏み入れると、すっかり虜になってしまう危険な場所です。営業時間は昼の12時くらいから夜の9時くらいまで、ほとんどの店が夜の10時くらいでシャッターを下ろしてしまいます。値切り交渉が当たり前の香港にあっても、電脳街の世界だけは違うようです。もともと安いので客は表示価格どおりに買っているようです。ソフトをまとめて何本か購入すれば場合によってはおまけしてくれることもありますのでダメもとで交渉してみましょう。